角栓の除去方法って?おすすめクレンジング&洗顔9選
クレンジングと洗顔をすませて「さあ保湿ケア!」と鏡を見た時、小鼻の角栓に気づくことってありますよね。つい爪などで無理やり押し出してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
ですが角栓は、一度除去してもまたできてしまうんです。角栓を取り除くことだけでなく、「できにくくする」ことも大切! 今回は毛穴が目立たない、なめらかな美肌を育むコツ&おすすめアイテムをご紹介します。
- 目次
角栓っていったい何? 角栓ができる原因
皮脂の過剰分泌
皮脂分泌が過剰になると、皮脂がスムーズに排出されず、毛穴を押し広げます。スムーズに排出されない皮脂が毛穴につまります。そこに、はがれにくくなった角片や産毛が混ざり合って小さな塊(角栓)を作り、酸化して毛穴が黒く見えるようになります。
(肌イメージ図)
メイクの落とし残し
毛穴にぴったりフィットして目立たなくしてくれるファンデーションや化粧下地ですが、油性成分が含まれているため、その日のうちにきちんと落とさないと角栓の原因になってしまいます。
疲れて帰った夜やほぼメイクが崩れている時など、つい洗顔だけですませたくなる時もありますよね。ですが洗顔料には、皮脂汚れや古い角層を落とす役割がありますが、油性成分を多く含むメイクを落としきることはできません。
メイク落としにはメイクとなじみやすい洗浄成分が配合されているので、その日のうちにメイク落としを使って落とすようにしてくださいね。
角栓のケア方法&おすすめアイテムって?
角栓ケアの基本はクレンジング&洗顔でしっかりと汚れをオフすること。また、洗顔やクレンジングでは落としきれない汚れまでしっかりオフする「ふき取り化粧水」などのスペシャルアイテムを投入するのもおすすめですよ!
①メイク落としは角栓を溶かし出す「オイルタイプ」がおすすめ
日々のクレンジングで毛穴の奥の汚れまでしっかりオフする必要があります。そのためメイク落としは、角栓を溶かし出す効果のあるオイルタイプをセレクトしましょう。
\おすすめアイテム/
毛穴の黒ずみまですっきり落とすメイク落とし
黒ずみクリア高洗浄オイルベースで、あごや小鼻の毛穴の黒ずみまでしっかり溶かし出し、ツルツルの肌へと導きます。肌のうるおいを奪わないので、洗い上がりのつっぱり感も気になりません。
毛穴の角栓を浮かし出し、きれいさっぱり取り去るクレンジングオイル
くるくるとマッサージするように使用することで、頑固な角栓もポロポロ浮かし出します。落ちにくいメイクもしっかり落とし、つるつる肌へと導きます。
メイクや毛穴の汚れをしっかり落とすクレンジングオイル
メイクや毛穴の汚れをしっかり落とし、角栓の目立たない柔らかな素肌へ導きます。汚れをしっかりオフしつつうるおいはキープする洗い上がりで、クリアな肌に整えます。
②クレンジング前の「ホットタオル」で毛穴の汚れ落ちUP
クレンジングの前にホットタオルで肌を温めておくと、肌が柔らかくになって毛穴が開きやすくなり、毛穴の奥の汚れが落ちやすくなります。肌が柔軟になっているのでうるおいも吸収しやすくなり保湿効果も期待できていいこと尽くし! ホカホカのホットタオルが心地よく、リラックスしたい時にもおすすめですよ。
\蒸しタオルの代わりに!/
温感タイプで毛穴奥の汚れまでしっかり落とすホットクレンジング
肌にくるくるとなじませるとじんわり温かくなるジェル状のホットクレンジング。肌を解きほぐすようにメイクや毛穴の汚れを絡め取り、浄化。湯船につかる時間がない時などにも汚れを落としやすくしてくれますよ!
③【〇〇入り洗顔】で角栓を除去して、つるつるたまご肌
角栓をオフするために欠かせない洗顔は、汚れをかきだす効果のある「洗浄顆粒入り」や、汚れを吸着する「炭」などが配合されたアイテムを使用するのがおすすめ。
また、肌をこすらずスッキリ洗い上げるためには、きめ細かく濃密な泡が決め手になります。洗顔料に少しずつ水を加えながら、十分に泡立てましょう。手のひらを逆さにしても、泡が落ちないくらいのもっちり弾力感を目安にしてくださいね。
\おすすめアイテム/
【洗浄顆粒入り】すっきり洗い上げる薬用洗顔フォーム
弾力のある豊かな泡がメラニンを含む不要な角層を取り、肌の生まれ変わりをサポートします。さらに、肌あたりがやさしい洗浄顆粒入りで汚れもすっきり。クリアでつるんとした肌に導きます。
【炭パウダー*配合】皮脂や毛穴の黒ずみまでしっかり落とす薬用洗顔フォーム
炭パウダー配合の濃密な黒い泡で、皮脂や毛穴の奥につまった汚れ・黒ずみをしっかりオフ。洗い上がりはつるつるのなめらか肌に!
*炭・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(皮脂吸着クリア)
【ソフト顆粒(パウダー)入り】ざらつきを落とす泡立てない洗顔ジェル
パウダー入りのジェルをなじませて洗い流すだけで、ざらつきの原因となる不要な角層を吸着します。さわやかなオレンジフローラルの香りも◎!
④洗顔後の「ふきとり化粧水」でざらつき角栓オフ
肌のざらつきやゴワつきを感じたら、角層が厚くなってきたサインかも! そんな時は、洗顔やクレンジングでは落としきれない汚れまでしっかりオフする「ふき取り化粧水」を投入して。洗顔後、コットンに含ませてくるくるなじませながらふき取るだけで、よりつるんとした素肌へ導きますよ。
\おすすめアイテム/
老廃物を浄化して、くもりのないクリアな美しさへ導くふき取り化粧水
放っておくとサビのように残る皮脂や浸透・透明感の妨げとなる不要な角層を除去。瞬時にスッキリとしたクリアな肌に整えます。洗顔後の肌に、大きならせんを描くようにやさしくコットンでふき取って。
⑤「収れん化粧水」の皮脂コントロールで角栓予防
皮脂によるベタつきや毛穴の開きが気になる時は、「収れん化粧水」をプラスしてみましょう。収れん化粧水には、皮脂をコントロールしてキメを整えながら、肌を引きしめる働きがあります。使用するタイミングは、化粧水と乳液で保湿ケアをした後。コットンに含ませて、軽くパッティングしながら塗布します。ピーリングマスクなどで角栓を取り除いた日のケアにもおすすめですよ。
\おすすめアイテム/
余分な皮脂を吸着して毛穴を引きしめる収れん化粧水
ローションに含まれるパウダーが余分な皮脂を吸着し、新たな角栓を作りません。さらに肌をキュッと引き締めることでベタつきや化粧崩れも防いでくれます。シミ・そばかすを防ぎ、透き通る美白肌へと導いてくれるのも嬉しいポイント♪
これやっちゃダメ! 角栓ケアのNGポイント
角栓ケアで気をつけたいのは、汚れを落とそうとしてクレンジングや洗顔を過剰に行ってしまうこと。心当たりがある人は見直してみてくださいね。
クレンジングで肌をゴシゴシこすっている
クレンジングはメイクとなじむと指のすべりが良くなるので、つい必要以上になじませて、肌に負担をかけてしまうことがないように気をつけましょう。また、肌をゴシゴシ強くこすると、乾燥しやすくなる恐れがるので、力加減が強くなりすぎないように要注意。
必要以上に何度も洗顔をする
皮脂のベタつきが気になって1日に何度も洗顔すると、必要なうるおいまで奪われてしまい、肌がうるおいを守ろうとはたらきから、皮脂分泌が過剰になることがあるので注意しましょう。
角栓を押し出す
無理やり指で角栓を押し出そうとすると、肌を傷めるだけでなく、さらに毛穴が開いてしまうことも! 開いた毛穴には皮脂が余計につまりやすくなるので、押し出すのはやめましょう。
角栓を予防するための生活習慣
角栓ができにくい、すこやかな肌を保つためには、質のいい睡眠と栄養バランスのとれた食事も大切です。とはいっても、仕事にプライベートに忙しく、寝不足や外食が続いてしまこともありますよね。無理なく続けられそうなことから取り入れてみてくださいね。
バランスの良い食事
美肌を育む食事の基本は、タンパク質、炭水化物(糖質、食物繊維)、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂ることです。
角栓対策で注意したいのは、皮脂の過剰分泌につながる糖質と脂質の摂りすぎ。糖質を多く含むごはんやパン、甘いもの、揚げ物などが該当します。心当たりがある人は、なるべく量を減らすことを心がけてみてください。
積極的に取り入れたいのは、皮脂の分泌を適正に保つビタミンB2とビタミンB6、ターンオーバーをサポートしてくれるビタミンA(β-カロテン)。なお緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されて働きます。
ビタミンB2が豊富な食品
レバー(豚・牛)、バナナ、牛乳・乳製品、納豆
ビタミンB6が豊富な食品
バナナ、ささ身、鮭
ビタミンA(β-カロテン)が豊富な食品
うなぎ、にんじん、かぼちゃ
おすすめ美肌レシピ「ささ身のマヨネーズ焼き」
ささ身には肌をつくる材料になるタンパク質、皮脂の分泌を適正にしてくれるビタミンB6が豊富に含まれています。脂質は少ないので、角栓が気になる方にうれしく・おいしいレシピですよ。
<材料>2人分
- 薄切りソーセージ 1枚
- 溶けるチーズ(スライスチーズ) 1枚
- ささ身 大2本
- 塩 小さじ1/4
- こしょう 少々
- マヨネーズ 大さじ2
- パン粉 適宜
- みじんパセリ 小さじ2
- プチトマト 4個
- サラダ菜 2枚
1. パン粉にみじんパセリを混ぜておく。
2. ソーセージとチーズを縦に4等分する。
3. ささ身の筋を取り、側面から包丁を入れて開く。2枚に切り離さないように注意!
4. 開いた面に塩・こしょうをし、縦半分の面にソーセージとチーズをのせる。片側の面を重ねて、元のささ身の形に戻す。
5. ささ身の上の面にマヨネーズをムラなくぬり、その上に1をのせる。
6. オーブントースターを温めたら、トレーに油を塗り、ささ身を並べて900W前後で焼く。パン粉にいい焼き色がついてきたら、焦げないようにホイルを被せ、中までしっかり火を通す。
7. 焼いたささ身を2~3等分し、サラダ菜とプチトマトを一緒に盛り付けて完成。
質のいい睡眠
ぐっすり深く眠った日の朝は、心も身体もスッキリして、肌の調子もよく感じますよね。睡眠は心と身体の疲れをとるだけではなく、日中に受けた肌ダメージを修復するためにも欠かせないもの。一定の睡眠時間が確保しにくい人は、短くでもぐっすり眠るための習慣を取り入れてみてください。
寝る前はリラックスして過ごす
脳が興奮すると、寝つきが悪くなってしまいます。軽いストレッチをしたり、ヒーリング音楽を聴いたり、心と体が落ち着くことをして過ごしましょう。
照明は控えめにする
まぶしい光や照明も、寝つきを妨げてしまう原因に。寝る前は照明の明るさを下げておきましょう。ブルーライトを放つスマホやPCの使用は、なるべく控えてくださいね。
朝はなるべく決まった時間に起きる
日中に受けた肌ダメージは、睡眠中に修復されます。細胞の分裂・再生を促してくれるのが、寝入りばなに分泌が盛んになる「成長ホルモン」。就寝時間が不規則な生活が続くと、体内時計のリズムが乱れやすくなり、成長ホルモンの分泌に影響してしまいます。休日もなるべく同じ時間に起きて朝日を浴び、体内時計をリセットしましょう。
すっぴんの時もメイクをした時も、毛穴を感じさせないなめらか美肌ならうれしいですよね。角栓ケアのポイントは「無理に取りすぎず、できにくくする」こと。毎日のスキンケアや生活習慣のちょっとした見直しで自信がもてる肌を育みましょう!
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