ファンデーションが合わない...を解決!秋冬ベースメイクテク&アイテム10選
夏の間に受けた紫外線などの影響が蓄積し、肌ダメージが出やすくなる秋冬。今まで使っていたファンデーションが合わなくなってしまった...と感じることも多いのでは。ファンデーションは、肌の印象を左右する重要なアイテム。肌状態をしっかり見極めて、肌に合ったベースメイクをセレクトすることが大切です!
そこで資生堂ビューティートップスペシャリストの角谷智恵さんに、肌状態別のファンデーションの選び方やベースメイクのテクニックを教えてもらいました。
教えてくれたのはこちら!
資生堂ビューティートップスペシャリスト
角谷 智恵さん
さまざまな資格を持ち合わせ、多角的な美容提案を得意とする。講演、イベントPR、ラジオのパーソナリティーなど多岐にわたり活躍。
- <目次>
夏から秋冬にかけて、ファンデーションが合わなくなる理由って?
ファンデーションが合わなくなってしまう理由は「色」と「質感」の変化が生じることにあるようです。
「まず挙げられるのが『日焼け』による肌の色の変化。
紫外線対策をしていたつもりでも、首だけうっかり日焼けしていた! なんてことありますよね...。いつものファンデーションを塗ってしまうと、顔だけ白浮きしている、首と色が違う、といったことが起こってしまいます。
次に『寝不足&ビタミン不足』が原因のくすみ感による肌の色の変化。
夏は暑さにより食欲が低下&あっさりした食事を摂ることが多いため、ビタミンなどの栄養素が不足しやすくなります。こうしたことが原因で、顔色がどんよりとくすんだ印象になり、透明感が失われがちに。そうすると今まで使っていたファンデーションでは合わないと感じることが...。
さらに紫外線や冷房などの『乾燥』による質感の変化。
夏に受けたダメージの影響で、この時期の肌は非常に乾燥しています。それに加えて、気温や湿度が下がることで乾燥が進み、肌は想像以上にカサカサ&ゴワゴワに。その結果ファンデーションのノリが悪くなり、合わなくなったと感じるようになるのです」(角谷さん)
日焼け、くすみ、乾燥! 肌状態別ベースメイクテクで美肌に♪
肌印象をUPするために、「日焼け」「くすみ」「乾燥」の肌状態別に対策とテクニック&おすすめアイテムをご紹介します。
①日焼けしてしまった肌には...
【対策】ファンデーションの色を変える
「日焼けして、明らかに肌の色が変わってしまった場合は、今の肌の色に合ったファンデーションに切り替えるのがよいでしょう。『この色を使うのは今だけだから、買うのはもったいない...』と感じるかもしれませんが、日焼けが落ち着いて肌の色が戻った際には、もともと使っていたファンデーションをメインで使い、新たに買った濃い色のファンデーションをシェーディングとして使うという手も。2色でベースメイクを仕上げることで、顔に立体感を出すことができ小顔効果が期待できますよ」(角谷さん)
【テクニック】フェイスラインで色の差を調整!
「日焼けが軽い場合は、今使っているアイテムでできるテクニックを! ファンデーションを顔の中心部に塗り、フェイスラインはごく薄めに塗るという方法がおすすめです。首との色の差をなくすことで、白浮きを防止することができますよ。
また、顔と首の色が違っている場合は、シェーディングをプラスしてみましょう。現在使用しているファンデーションを塗り、フェイスラインにシェーディングをオンすることで、首と顔の色の差をうまくカバーできます。ファンデーションがハイライト的な役割を担うので、立体的な仕上がりになるという嬉しいおまけも♪」(角谷さん)
■自然な仕上がりのシェーディングはこちら
自然で上品なツヤ肌を叶えるフェイスカラー
フェイスパウダー、ハイライト、チークカラーとマルチに使えるフェイスカラー。しっとりなめらかなパウダーが肌に心地よくなじむので、シェーディングも自然な仕上がりに!
ワザとらしさゼロ! 肌なじみのいいシェーディングフェイスパウダー
パフをすべらせるだけで、失敗なく自然なシェーディング効果が♪ 日焼けによる色の差も簡単にカバー可能。
②くすみ印象が気になる肌には...
【対策】カラーコントロールできる下地やハイライトを使う
「どんよりしたくすみ印象には、カラーコントロール効果のある下地で顔色を補正するのが効果的です。より手軽にくすみ印象をオフしたい場合は、ファンデーションの仕上げにハイライト効果のあるフェイスパウダーを使うのも◎!」(角谷さん)
【テクニック】下地&ハイライトの部分使いが◎!
「パールの入ったライトベージュ系やラベンダー系の下地を顔の中心部に使用すると、疲れて見えていた肌がパッと明るくなり、今までと同じファンデーションでもイキイキ感がアップします。また、ハイライトパウダーを使って、目の下やほおの中心部など顔のなかで暗いと感じる部分にサッとひとはけすると、影感が消えて明るさと透明感がプラスされますよ」(角谷さん)
■くすんだ肌の色補正に最適な下地はこちら
つや美肌と小顔印象が同時に叶う毛穴レス小顔下地
内側から透けるような血色感とつやと陰影による小顔印象が手に入ります。肌になじんで透明感を演出するシアーカラーも◎。
真珠のようなつや肌に導く、デュアルプライマー
潤いを与えて肌を育むスキンケア効果と、光の力で肌を補正するメイク効果を兼ね備えたデュアルプライマー。ひと塗りで、内側から光を放つ真珠のようなつや肌に導きます。くすみ・色むら・毛穴を瞬時に補正して、つるんとした肌印象に。
くすみ印象をカバーするラベンダー系化粧下地
くすみをカバーし、パッと明るい肌に。うるおいのある肌に整え、毛穴の凹凸やテカりが目立たないメイクもちのよい肌に仕上げます。
透明美肌を演出するラベンダーカラーの下地
ラベンダーカラーと透け感エアパウダーが毛穴や凹凸をカバーし、透明感のある美肌に補正。
■瞬時に透明感のある肌へ導くフェイスパウダーはこちら
真珠のような透明つや肌が続く、毛穴レスルースパウダー
毛穴をサッとカバーしてテカらないのに真珠のような透明つや肌に! テカり・カサつきダブルで防ぎくずれにくい肌が続きます。
▶専用ケースはこちら
パっと明るい顔色に。光仕上げのUVカットパウダー
「毛穴・小じわカバーパウダー」と「つやハイライト」が1つに! 光に包まれたようにパっと明るい顔色に仕上げ、長時間続きます*。
*化粧もち10時間持続データ取得済み(メーカー調べ・効果には個人差があります。)
③乾燥が気になる肌には...
【対策】しっとりなめらかな下地やファンデを選ぶ
「まず大切なのが、乾燥した肌の土台を下地でしっかり整えること。保湿効果が高く肌にツヤを与えるアイテムを使用すると、乾燥ケアだけでなく見た目のうるおい感も高まり、カサつきのないつるんとした肌を演出することができますよ。
ファンデーションを切り替えるなら、乾いた肌を瞬時にうるおった肌に見せるツヤ肌仕上がりを意識して選びましょう。また、リキッド・固形乳化・クッションコンパクト・クリームなどのファンデーションは、しっとり感が強いうるおい効果の高いものが多いので、乾燥した肌にもおすすめです」(角谷さん)
【テクニック】シワが目立つので、厚塗りはNG!
「表情の変化によってよく動く目元や口元は、特に乾燥によるファンデーションの崩れが出やすいパーツ。崩れるとシワが目立ちやすいので、厚塗りにならないように気をつけましょう」(角谷さん)
■自然なツヤが魅力のファンデーションはこちら
美容液がはじける。美容液処方のファンデーション
美容液と同レベルのスキンケア成分配合。毎日使うたび肌に働きかけ、生命感あふれるつややかな素肌へと導きます。
つるんとツヤ肌へ導く! 毛穴レス美容液クッションファンデ
毛穴の奥までうるおいを届けながら、フルカバー! つるんとつやのある肌になり、使うたび毛穴レスな素肌が叶うスキンケア効果で「極上つるん肌」を叶えます。
▶︎専用ケースはこちら
ファンデーションを見直したり、ベースメイクアイテムを上手に使って、疲れやトラブルの見えないきれいな肌をキープしてくださいね!
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photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
角谷 智恵
資生堂ビューティートップスペシャリスト
8,000名の資生堂ビューティーコンサルタントの最高峰。高度な美容技術と豊富な知識を保有する資生堂ビューティートップスペシャリスト。さまざまな資格を持ち合わせ、多角的な美容提案を得意とする。講演、イベントPR、ラジオのパーソナリティーなど多岐にわたり活躍。
https://corp.shiseido.com/sbs/members/tomoe_kakutani.html