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2025/08/04

日焼け、ドロドロの化粧崩れ...。真夏の肌&メイクのお悩みQ&A

真夏に日傘をさす女性

日焼けに隠れ乾燥、化粧崩れ…など、美容のお悩みが尽きない猛暑の夏。そこで今回は、真夏の肌&メイクのお悩みを解決します!

真夏のお悩みQ&A<スキンケア編>

Q.暑くてスキンケアしたくない〜!そんな時はどうすればいい?

A.ひんやりとここちよくお手入れできる「ひんやりコスメ」を取り入れてみて!

うだるような夏は、クールな爽快感を味わいながら、しっかり肌をケアできる「ひんやりコスメ」を上手に取り入れるのが◎!

肌表面の温度変化。使用前は高かった肌温度が使用後は肌温度が下がっている画像
※室内30℃、湿度60%で実験。室温が上昇するにつれて赤くなります。

上記は「ひんやりコスメ」を使って、『首⇒デコルテ⇒顔』の順に塗布したサーモグラフィの画像です。肌表面の温度に変化を確認できますよね!

快適にお手入れできる「ひんやりコスメ」をピックアップ!

7つの機能(化粧水・乳液・美容液・収れん・クリーム・アイクリーム・パック)がひとつになった冷やしオールインワン。

 

皮脂や毛穴が気になる肌をシャキッと引きしめる収れん化粧水。ひんやり肌を引きしめてクリアな肌へと導きます。

 

▶︎収れん化粧水の使い方はこちらをチェック!

Q.ベタつく夏でも保湿は必要なの?

A.保湿をサボると「隠れ乾燥」に陥りやすいので要注意を!

汗をかいたりべたつきを感じたりすることで、一見肌はうるおっているように感じてしまいがちですが、油断大敵! 夏は、肌の内側がカラカラに乾いている「隠れ乾燥」に陥りやすいんです。

「隠れ乾燥」は、紫外線や、室内と室外を行ったり来たりすることによる寒暖差で肌のバリア機能が低下することが主な原因。バリア機能が低下し、うるおいを失った肌は柔らかさがダウン。肌が固くなり、隠れ乾燥に陥ってしまうのです。さらに、乾燥を防ぐために肌はうるおいを守ろうとして皮脂を分泌。この皮脂を過度に取り除いてしまうと、ますますバリア機能が低下し「隠れ乾燥」が加速することに...。

ベタつくからと敬遠しがちな乳液は、角層の保湿バリア機能を保ってくれる大切なアイテム。暑い季節でもぜひご使用を!

Q.うっかり日焼け…(涙)。対処法を教えて!

日焼けを気にする女性

A.日焼けで後悔しないためには、すばやいアフターケアが大切!

うっかり紫外線にあたってしまっても、すばやくケアすることがポイントです。シミのもととなるメラニンは、紫外線を浴びることによって肌の奥で生成が始まりますが、紫外線を浴びた後の3~4日目からメラニンは増え始めると言われています。「紫外線を浴びたら、すぐ!」が肝心。

紫外線を浴びた後に押さえておきたいアフターケアは、まずは熱を持った肌を「冷やす」こと。そして「保湿」です。

アフターケア方法①「しっかり冷やす」

  • 流水で冷やす
  • 濡れタオルで冷やす
  • 氷や保冷材で冷やす
  • ミネラルウォーターをスプレーする

アフターケア方法②「たっぷり保湿する」

  • 紫外線を浴びた後の肌は敏感になっているので、化粧水をつける時は強く叩くようにパッティングせず、やさしくていねいになじませる
  • 化粧水をたっぷり含ませたローションマスクやフェイスパックがおすすめ
  • 使用量が少ないと、うるおいが十分にいきわたらないため、適量を守って使う

夏のお悩みQ&A<メイク編>

女性がリキッドファンデーションを手の甲に出している

Q. 日焼けして、ファンデーションの色が合わなくなってしまった…

A.買い直す必要はなし! フェイスラインで色の差を調整して

日焼け後にいつものファンデーションを塗ってしまうと顔だけ白浮きしている、といったことが起こってしまいますよね。

そんな時はファンデーションをわざわざ買い直さなくても、下記のテクを使えば白浮きを防止できます!

【白浮きを防ぐベースメイクテク】

ファンデーションを塗布する位置のガイドライン

現在使用しているファンデーションを顔の中心部分に薄くトントンとのせるように塗布し、フェイスラインに向かって滑らせるように広げる。フェイスラインのぼかす範囲を広めにすることで、白浮き防止に!

Q.化粧崩れをうまく直せない! どうしたらいい?

A.「崩れ方」に応じた化粧直しを!

「崩れをごまかすために、ファンデーションを厚めに重ねてしまう」「皮脂を抑えようとしたら、ヨレが余計に目立ってしまった」など、化粧直しの方法を間違えると、逆効果になる場合も...。

「崩れ方」に応じたメイク直しHOW TOをご紹介します。

①毛穴落ち

1.あぶらとり紙で余分な皮脂をおさえるようにオフ
2.部分用下地をなじませる。
3.おしろいをブラシでなじませて、肌をサラサラにして毛穴の目立ちにくい肌に。

②乾燥によるヨレ

1.スティックハイライターを仕込んで、みずみずしいツヤをプラス。
2.クッションファンデーションを肌にフィットするように、優しく叩き込みながら塗布する。

③テカテカ皮脂崩れ

1.あぶらとり紙で優しく押さえるように、余分な皮脂をオフ。
2.皮脂を吸着してベタつきを抑える、ミスト状の化粧水で保湿。顔から15cmほど離して吹きかけ、手のひらでなじませる。
3.ファンデーションをスポンジに適量とり、軽く押さえるように肌になじませる。崩れやすい部分は、薄く塗るのがポイント!

④ドロドロ汗崩れ

1.崩れている部分を中心に、クレンジングシートで優しく拭き取る。
2.ミスト化粧水を顔から15cmほど離して顔全体に吹きかけて、軽く手のひらで押さえてなじませる。
3.オールインワンになった美容乳液などで肌を整える。
4.ファンデーションをブラシにとり、トントンと軽く押さえるようにつける。

Q. ベースメイクを崩れにくくする方法を教えて!

ポーズをとっている女性

A.化粧崩れ防止には朝のスキンケア&アイテム選びが重要!

化粧崩れしにくい肌のポイントは、朝のスキンケア&ベースメイクアイテムの選び方にあり! 下記の5点を意識するだけで、崩れを抑えることができますよ。

Point1 寝ている間の皮脂汚れをしっかりと落とす

寝ている間の汗や皮脂で、肌は汚れています。スキンケアやメイクの前に汚れをしっかりと落として、素肌の状態を整えることが大切!

Point2 スキンケアを肌にきちんとなじませる

化粧崩れを防止するためには、化粧水や乳液をていねいになじませ、きちんと肌にフィットさせることが重要!

Point3 崩れにくいベースメイクアイテムを選ぶ

化粧崩れを防いでくれる下地やファンデーションなど、崩れにくいベースメイクアイテムを取り入れて。

Point4 崩れにくくなるベースメイクの方法

ファンデーションは、極力薄く塗り、密着させることが崩れにくくするコツです。夏におすすめなのは、ファンデーションをスポンジ(水ありで使用可能なもの)にまんべんなく水を含ませ、軽く絞ってから塗ること。こうすると、ひんやり気持ちよくメイクできるだけでなく、ファンデーションの密着感もアップします。

Point5 メイクを固定する効果のあるミストで化粧崩れを防止

メイクが完成したら、仕上げにメイクを固定する効果のあるミストを吹きかけておくのがおすすめ!

美容部員の化粧崩れしにくいベースメイクテク

まだまだ続く酷暑。ご紹介した対処法を参考に、夏を乗り切りましょう!

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