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2025/10/31

【乾燥に負けない!】今日から始める徹底保湿ケア&ベースメイクテク

鏡をみる女性

温度も湿度も低下し、空気の乾燥も厳しくなる11月は、肌の水分も失われがち…。また、1日の寒暖差も激しくなります。この寒暖差により、肌本来が持つうるおいバリア機能が不調に傾き、乾燥や肌荒れを引き起こしてしまうんです。

肌から逃げる水分量のグラフ。10月~12月は湿度が下がり始め、肌から逃げる水分量が多くなりはじめる。
出典元:資生堂

日ごとの気温違い(東京)のグラフ。11月10日ごろから気温がグッと下がる。
過去の気象庁データより

また肌が乾燥しているとファンデーションがのらない、といったベースメイクのお悩みも…。

乾燥対策をサボっていると、冬には本格的な乾燥に悩まされてしまうかも!「やっておけば良かった…(泣)」と後悔しないためにも、今日からさっそく保湿ケアをスタートさせましょう!

【スキンケア編】乾燥に負けない徹底保湿ケア

スキンケアをする女性

肌がつっぱったり、カサカサしたり...。そんな肌の乾燥シグナルを感じたら、スキンケアでしっかり保湿することがなによりも大切!まずは徹底保湿ケアのポイントをご紹介します。

徹底保湿ケア① 正しいメイク落とし&洗顔方法でうるおいを守る!

メイク落としや洗顔時に、こんなことしていませんか?

  • 顔の上でゴシゴシと泡立て、すすいだ後もタオルでゴシゴシと拭く
  • シャワーなど、熱いお湯で洗い流している
  • 洗顔後すぐに保湿せず、肌を放置している

上記のようなNG行動をしていると、肌に負担となり乾燥は進む一方…。

肌を洗う時も、すすぐ時も、拭く時も、ゴシゴシこするのはNG!また、シャワーの熱いお湯や強い水圧ですすぐと、肌のうるおいを守る必要な油分まで洗い流してしまいます。人肌程度の「温度」と肌負担にならない「水圧」をコントロールしてあげることをおすすめします。

徹底保湿ケア②「化粧水+乳液」のペア使用が重要!

「乳液を使わない...」という人も多いですよね。実は「乳液」を使うことで肌のうるおい効果はこんなに変わります。

化粧水と乳液のペア使用で、肌の潤いが一層高まることがわかる画像
提供:資生堂

●「化粧水」のみ使用 →時間の経過とともにうるおいが減少
●「化粧水+乳液」のペア使用 →時間が経過してもうるおいが持続

与えたうるおいが時間を経てもキープできるのは、「乳液」の働きがあるからこそだということが一目瞭然!うるおいを与え、肌のきめをふっくら整えやわらかな肌に保つためには、化粧水と乳液のペア使用がおすすめです。

徹底保湿ケア③気になったらすぐ!こまめな保湿ケアを

肌の乾燥が気になった時に、いつでもどこでもケアできる「ミスト状化粧水」でこまめな保湿ケアがおすすめです。室内はもちろん外出先の持ち運び可能なアイテムならこまめにケアができますよ。

素肌はもちろん、メイク前や、メイクの上からもシュッと吹きかけるだけ。ミスト保湿した後は、ハンドプレスして顔を包み込むようにしてうるおいを閉じ込めてあげると◎!

徹底保湿ケア④血行促進しながら保湿ケアを!

化粧水・乳液の基本のケアにプラスして「クリーム」を取り入れるのもおすすめ。深いうるおいで肌をしっかりラッピングできるから、保湿力をさらに高めることが可能に。
また、クリームを使う時はフェイスマッサージをするようになじませて!

皮ふ表面温度変化のサーモグラフィー
提供:資生堂

資生堂の調査によると、「マッサージ」を行った直後に皮ふの温度は上がり、血行が促進されていることもわかっています。気温の低下で肌は血色感のない印象になるので、マッサージはとっても効果的!気温の低下で肌は血色感のない印象になるので、マッサージはとっても効果的ですよ。

クリームをなじませながらできる「リズムテンポマッサージ」をチェック

【ベースメイク編】乾燥を感じさせないうるツヤベースメイクのコツ

ここからは、ファンデーションを塗ると余計にカサカサが目立つ...といった冬ならではのベースメイクのお悩みを解決!乾燥によるかさつきや粉吹きなどの肌トラブルを感じさせない、ベースメイクのコツご紹介します。

うるツヤベースメイクのコツ①ファンデーションの選び方

乾燥が気になる時は、パウダーファンデーションなどの粉状のものより、リキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。また、化粧下地を保湿できるものに切り替えるのも効果的ですよ。

パウダーファンデーションしかない場合は、トントンとやさしく押さえるようになじませると効果的。スポンジでスーッと滑らせるように塗ると、摩擦が肌ダメージにつながってしまうこともあるので要注意です!

うるツヤベースメイクのコツ②乾燥カバーしてツヤ感をプラスするベースメイクの方法

下地を置く位置のガイドライン

1.保湿力のある下地をパール大くらい取り、額、鼻先、両ほお、あごの5点に置き、顔の中央から外側に向かってのばします。小鼻まわりとあご先はヨレやすいため、量をやや少なめにするのがポイントです。

ファンデーションを置くガイドライン

2. ファンデーションを額に3点、両ほおに2点ずつ、鼻とあごに1点ずつ、8点に分けて置きます。

スポンジでファンデーションを広げる様子

3. 水を含ませたスポンジを使い、肌に置いたファンデーションを広げていきます。ほおなどの顔の中心はスポンジでトントンと溶け込ませるようになじませ、輪郭は内側から外側へとのばしましょう。

point

ファンデーションをつける際、スポンジに水を含ませることで密着感がUPしツヤのある仕上がりに♪ スポンジは「水あり」使用OKのものを使いましょう。

うるツヤベースメイクのコツ③化粧直しも保湿が命!

乾燥が気になる季節は、あぶらとり紙で余分な皮脂をとった後、メイクの上から保湿できる「ミスト状の化粧水」で肌を保湿することがポイント!いちどシュッとするだけでなく、顔全体に4回ほど吹きかけると肌にうるおいが行き渡りますよ。

ミスト後は、水分を押し込むようにハンドプッシュを。肌の状態を確認してうるおいが足りないと感じたら、もういちど繰り返しましょう。

また、保湿力の高い「バーム」をプラスするのもおすすめ。特に乾燥が気になる部分になじませて、肌のキメを整えて。しっかり保湿してからファンデーションを塗ると、きれいに直すことができますよ。

本格的に空気が乾燥する前からしっかり保湿ケアをして、肌の状態を整えておくことが美肌の秘訣!今日からさっそく乾燥対策スタートさせてくださいね♪

STAFF POST
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