花粉症や風邪に似てるけど違う!
「寒暖差アレルギー」とは?
本格的な梅雨も訪れ、真夏目前の6月。花粉症の季節はとっくに過ぎ去ったはずなのに、鼻がムズムズ、くしゃみや咳が出る、なんとなく体調や気持ちが優れない……という症状が気になる人は、「寒暖差アレルギー」かもしれません。
寒暖差アレルギーは、昨日は暑かったのに今日は急に寒くなるといった寒暖差によって自律神経が乱れることが原因。激しい気温の増減に体がついていかず、心身ともにさまざまな不調が起こると言われています。
衝撃の事実!「寒暖差」は直接肌に悪影響を与えていた!
花粉症や風邪に似たアレルギー症状を引き起こす寒暖差ですが、寒暖差がもたらす悪影響は、実はそれだけではありません。資生堂の研究によって、寒暖差が直接的に肌荒れを引き起こす原因になることが分かったのです。
季節の変わり目に肌荒れや肌の敏感さに悩む人は多いと思いますが、これまではその原因として、寒暖差アレルギー同様、自律神経の乱れによるところが大きいと考えられてきました。しかし最新の研究により、季節が移行する際に気温が不安定になることや、室内外の行き来で起きる「寒暖差」が直接的に肌に悪影響をもたらすことが解明されたのです。
具体的には、寒暖差が「カスパーゼ14」を減少させてしまうことが原因。カスパーゼ14とは、肌表面の角層において、肌をすこやかに保つために欠かせない肌のバリア機能や、うるおいを守る保湿機能などを活性化させる役割をもった成分のひとつです。
- 参考
- ㈱資生堂ニュースリリース
24時間肌を守る!肌荒れ時こそ
ベースメイクでスキンケア

寒暖差によって肌荒れが気になるときは、とにかくスキンケアが大事!もちろんそれは正しいのですが、もうひとつ大事なのが、日中のベースメイクです。
肌荒れ中のベースメイクは「肌荒れを悪化させてしまうのでは……」と思う人が多いかもしれませんが、実はファンデーションを塗ることも“スキンケアの一部”。ファンデーションはただ肌を美しく見せるだけでなく、外部刺激から肌を守るという役割も担っているのです。
肌荒れ中は、バリア機能改善効果のある薬用ファンデーションを使用するのがおすすめ。従来のファンデーションは、肌荒れしている部分につけるとヨレたり、逆に肌荒れが目立ったりすることがありましたが、薬用ファンデーションならそんな心配は無用。肌を美しく見せながら、同時に肌荒れケアもできるのが魅力です。
意外な肌荒れの原因、寒暖差。
朝晩のスキンケアに加え、
日中のファンデーションも「スキンケアの一部」と心得て、24時間健康で美しい肌を守り抜きましょう!