「パウダー&オイル」が基本型
みなさん「ファンデ」にはなじみ深い方が多いかと思いますが、「そういえば何からできているの?」と思う方もいるかもしれません。
2つで1つ、パウダー&オイルの
絶妙コンビ
主には粉末(パウダー)と油(オイル)からできていて、そこに保湿成分も配合されています。
基礎成分である粉末(パウダー)は、肌の色ムラや凹凸をカバーする役割があり、油(オイル)は、しっとり感と肌へののびなどを作り出す役割があります。両成分とも、ファンデの使用感、仕上がりをアップさせるために重要な成分となります。保湿成分は、肌にうるおいを与えることを目的として配合しているものです。
厳しい基準をクリアした原料を使用
資生堂では、商品開発のときに1回の使用量や実際に塗る部位に合わせて、それぞれの原料を厳選しています。新しい原料を使う上での情報評価、不純物のチェックなど、国が定めている以上に厳しい基準をクリアしたもののみを使用して、商品化しています。
この記事の回答者

池田 智子
株式会社資生堂
化粧品開発センター
1992年資生堂入社。製品研究所に配属され乳化ファンデーションの製品化研究に従事。
2006年マテリアルサイエンス研究センターに異動し、
二次付着レス口紅の開発を行い、化粧品科学技術領域の世界大会・IFSCCにおいて発表。
口頭発表応用部門で最優秀賞を受賞。
2014年よりベースメイクアップを中心に製品開発と研究を担当。
娘2人と一緒に美味しいものを食べにいったり、お買い物に行くのが楽しいひとときです。