「こする」ではなく「浮かせて落とす」
意外と知らない!肌の薄さはたったの「0.02mm」
メイク落としの際に「ファンデは強くこすった方がしっかり取れそう」と考える方も多いかもしれません。ですが、実は肌をゴシゴシこするのはNG。顔の場合、肌の表面の角層は「約0.02mm」しかなく、非常に薄くて繊細なのです。だから、ファンデを落とすときには、肌を優しくなでるような力加減で、ファンデを少しずつ浮かせるようにクレンジングとなじませて落とすことがポイントです。
クレンジングの「死角」を見逃さない
目のキワや小鼻など、顔のくぼんだ部分にはメイクが残りやすいので、指の腹を使って優しく念入りに落としましょう。また、顔の中心のポイントメイクはしっかり落とす一方で意外と忘れがちなのが、顔の外側。髪の生え際やフェイスラインもしっかりなじませてください。すすぎ残しは肌荒れやトラブルを招く要因となるので、丁寧に洗い流すことも大切です。
この記事の回答者

木村 尚貴
資生堂
ビューティースペシャリスト
2016年から資生堂ビューティースペシャリストとして活動。
優れた美的感覚を持ち、個々の顔立ちにトレンド要素を加味する
パーソナルメイク提案を得意とする。
イベントやセミナーでの、メイクステージで「実践できるメイクHOW TO」をわかりやすく発信。
メイクアップトレーニング講師もつとめる。