肌に合った色を立体的につければ
平気です
ハレの日こそ「厚化粧」にご注意を
結婚式やパーティーなど、ハレの日はいつもより入念にお化粧をする方も多いのではないでしょうか。でもそんなときに限って、記念写真を見返すと顔が白っぽく浮いてしまっている!なんてことも……。実は、厚化粧に見えてしまう一番の原因は、顔の隅々まで、均一にファンデを塗ってしまうこと。顔の隅々まできれいに仕上げよう!と頑張るほど、顔と首に色や質感の差が出て厚化粧に見えてしまうのです。気合いを入れてお化粧をするときこそ、各パーツの「塗りすぎ」に注意して、ファンデを使ってください。
「内側から外側」、顔と首の
バランスを意識して
厚化粧を回避する主なポイントはふたつ。まずひとつめは、顔全体に均一に塗らないこと。顔の凹凸や立体感に合わせてファンデを塗ることです。面積の広いほおはしっかりカバーして、角度のあるおでこや鼻にかけてのTゾーン、フェイスラインは「内側から外側」を意識して、少しずつ薄くグラデーションをつけるように塗るとよいですよ。
ふたつめは、顔と首の色味バランスを見て、ファンデの色を選ぶこと。首の色に比べて明る過ぎる色のファンデを使ってしまうと、顔だけが白く浮いたようになってしまいます。首の色ともともとの顔の肌色の中間色を選ぶと、自然な色味になります。
この記事の回答者

齋藤 有希子
資生堂
ヘアメイクアップ
アーティスト
2003年資生堂入社。HAKUの木村文乃さんなど資生堂の広告・CMでメイクを担当。
ほどよくトレンドを落とし込んだフレッシュなメイクアップ提案に定評がある。
2児の母でもあり、ママを応援するプロジェクト
「らしくfor mommy」のリーダーとしても活動中。