「タイプごとの目安」と
「ほおは多めで他は少なめ」が基本
ファンデの使用量は、「適量」と記されることが多いですが、塗る量の目安はファンデのタイプごとに異なります。
「パーツごとの適量」で
のっぺり顔を防止
実は、ファンデのタイプごとの「適量」だけでなく、顔のパーツごとの「適量」もあるのです。両ほおは多め、額、鼻、あごなどは少なめと覚えておくとよいでしょう。顔全体を同じ分量で塗ってしまうと、仕上がりが立体的にならず、のっぺりと見えてしまいます。
ファンデの量をうまく調整して塗ることで、顔に立体感が出ます。
目の下のクマやくすみ、凸凹が気になるなど肌悩みをカバーしたい部分には、顔全体を仕上げた後、再度指の腹に少なめにファンデをとってトントンとおくように重ねづけします。しかし、あごやTゾーンは肌悩みが気になるパーツですが、カバーしすぎには要注意。皮脂が出やすく化粧崩れしやすいので、ファンデは少なめで薄くのばすのがよいですよ。
それぞれのパーツへの適量に加え、肌悩み部分への分量をうまく調整することで、より仕上がりがきれいになります。
この記事の回答者
木村 尚貴
資生堂
ビューティースペシャリスト
2016年から資生堂ビューティースペシャリストとして活動。
優れた美的感覚を持ち、個々の顔立ちにトレンド要素を加味する
パーソナルメイク提案を得意とする。
イベントやセミナーでの、メイクステージで「実践できるメイクHOW TO」をわかりやすく発信。
メイクアップトレーニング講師もつとめる。