スポンジの弾力に頼るのが
ポイントです
スポンジの「押し付け」には
注意しましょう
スポンジはファンデを簡単に塗るためのアイテムのひとつですが、少し使い方に気をつけるだけで、仕上がりが変わるんです。まず基本として、スポンジは、強めに肌へ「押し付ける」のではなく、そのものの弾力を活かすことが大事です。弾力を残したまま、優しくすべらせるように使いましょう。目元や小鼻は、スポンジを半分に折り曲げたり、角の部分を使ったりするとよいですよ。そのときも、スポンジの弾力を使って塗りたいパーツにフィットさせてくださいね。スポンジテクが上達することで、塗りもれなく、ムラなくきれいに仕上げられます。
洗う&交換する、
ベストなスポンジサイクルを
また、こまめに洗ってきれいな状態を保つことも、スポンジを使いこなす秘訣です。洗い替え用に、スポンジは常時2個ぐらいあるとよいかと思います。スポンジの洗い方は、専用のクリーナーか中性洗剤をぬるま湯に薄く溶かして、強くゴシゴシではなく、優しく指で押し洗いするのがおすすめです。
洗い流したあと、きつくねじって絞るとスポンジが変形してしまうので、キッチンペーパーやタオルに包んでトントンと水気をとってくださいね。また、天日干しをするとスポンジが硬くなってしまうので、陰干しにすることがポイントです。通気性のよい場所で乾かせば、雑菌も繁殖しづらく清潔に長く使えます。
この記事の回答者

角谷 智恵
資生堂
ビューティー
トップスペシャリスト
2014年からビューティーコンサルタントの最高峰、
資生堂ビューティートップスペシャリストとして活動。
マナー・プロトコール、エステティシシャン、美容師、
カラーリストなどの資格を持ち合わせ、多角的な美容を提案。
優雅な立ち居振る舞い、笑顔にも絶大な支持を得て、
イベントや講演、ラジオのパーソナリティーなど多岐に渡り活躍。