NUMBER37 ファンデの厚塗りって、何がよくないの?NUMBER37 ファンデの厚塗りって、何がよくないの?

厚塗りで起こる「白浮き」で、
顔がのっぺりとした印象に

気合を入れすぎた厚塗りが逆効果に

結婚式やデートなど、いつもより念入りにお化粧をすることってありますよね。そういうときの写真を見返して、「自分だけ顔が白っぽく浮いて見える!」と感じたことはありませんか? その要因として考えられるのが、顔の中心からフェイスラインまで、べったりとファンデを塗ってしまったパターン。しっかりお化粧したいときにどうしても全体的に厚塗りになりがちですが、そうすると顔だけ白く浮いて見える「白浮き」になってしまいます。

「厚く塗る」ではなく、
パーツに合わせて「立体的に塗る」

こういうときには、立体感を作ることが大事です。ファンデを塗る量は、顔の部位によって上手に加減しましょう。悩みが多い目のまわりはきちんとカバーする一方、フェイスラインは首との境界線となるので、顔と首の色や質感の差が目立たないよう極力薄めに。フェイスラインまでしっかり塗ってしまうとのっぺり顔に見えやすいので、ごく少量のファンデをパーツに合わせて効果的につけるのがポイント。肌の状態や凹凸感を見ながら立体的に塗ると、きれいな仕上がりになりますよ。

この記事の回答者

中山 夏子

資生堂
ヘアメイクアップ
アーティスト

回答者プロフィール

2003年資生堂入社。資生堂の宣伝広告のヘアメイクを中心に、
コレクションなどでも、多岐にわたり活動。
ヘアメーキャップスクールSABFAの講師もつとめる。
さらにカラークリエーターとして商品開発やメーキャップソフト情報の作成にも携わる。

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