ファンデがどこの国でどのくらい使われているか、みなさんご存じですか？　ユーロモニター社の調査によると、ファンデの使用率は、国や地域によって大きく異なります。

ファンデ使用率の高いアジアの国々

日本をはじめとするアジア圏では、欧米の国に比べファンデの使用率が高いです。また、ファンデに求める効果として「肌が明るくなること」を挙げる方が多く、素肌よりも明るく見せるために、ファンデで均一にカバーする方が多いと思われます。

ファンデ使用率の低い欧米の事情

欧米では、日本に比べてファンデの使用率が低い傾向にあります。欧州の中でも特にドイツ、フランスではファンデの使用率が低いです。コンシーラーの使用率はファンデと同程度ですが、日本よりも使用率が高くなっています。欧米では、ファンデやコンシーラーに求める効果として「肌の色が均一になること」「しみを隠すこと」を挙げる方が多く、気になる色ムラを補正するためにベースメイクを使う方が多いと思われます。
なお、欧米では目もとのポイントメイクの使用率がベースメイクよりも高い傾向が見られます。

化粧品の使用率を見るだけでも、それぞれの国でお化粧に求めることの違いがわかりますね。

データ出典元：Euromonitor Beauty Survey 2017