唇こそ忘れちゃダメ!ボロボロリップにならないための紫外線ケア

顔や身体に日焼け止めをきちんと塗って、紫外線対策はバッチリ!? いいえ、ちょっと待って! 唇のケアを忘れていませんか!? 唇だって紫外線をかなり浴びているんです! そんな唇の紫外線対策を資生堂Webビューティーコンサルタントの大塚真央さんに教えてもらいました。
唇はとってもデリケートなパーツ!
唇はほかの皮ふに比べてデリケートとよく言われますが、それにはこんな理由があるんです!
- 唇の角層は薄く、外部からの刺激を受けやすい。
- 汗腺や皮脂腺がなく、乾きやすい。
- メラニンをつくるメラノサイト細胞がきわめて少ないので、紫外線に対して無防備。
- 肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は約3~4日と早く、正常な角層をつくる準備が不十分になりがちで、水分を保ちにくい。
このようにデリケートな唇は、紫外線によるダメージによって、乾燥や皮むけが起きたり、唇の縦ジワが目立ったり、くすんでしまう傾向にあります。
紫外線から守って、乾燥対策もバッチリに!
唇を紫外線から守るために日焼け止めは忘れずにつけましょう。UVカット効果のあるリップクリームは保湿も紫外線対策も両方できるのでおすすめです。日常的にはSPF20くらいのUVカット効果があれば◎。通常のリップクリームだと、保湿はできても紫外線から守ることはできないので、うっかり日焼けしないように気をつけましょう。
またアウトドアの際には、高いSPF値で紫外線から唇を守りつつカラーグロスで唇を彩ってくれるリッププロテクター、ちょっとしたお出かけには、唇そのものが発色しているように仕上がりUVカットもできる多機能リップというふうに、「カラー」と「UVカット」の一石二鳥アイテムを活用するのも便利ですよ。
紫外線を浴びてしまった後のケア方法
熱をもっているなら、まずは冷やして落ち着かせましょう。ゴシゴシこすったり、角質を無理にはがすのは絶対にNG。乾燥しないように、リップクリームやリップバームなど、唇用の美容液で保湿しましょう。塗る時は指の腹で、くるくると優しく円を描くようにマッサージするのがおすすめです。また、美容液をたっぷり厚めに塗ったらラップをのせて10分程度パックする「ラップフィルムパック」で集中ケアするのも◎。
ぷるんとした魅力的な唇を目指すには、保湿だけでなく紫外線対策も重要! 常にUVカット効果のあるリップクリームを持ち歩くくらい、意識高めでケアしてくださいね♪
photo : shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

資生堂 Webビューティーコンサルタント
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