洗顔の正しいタイミングはいつ?基本の洗い方&おすすめ洗顔料も徹底解説!
なかなか肌トラブルがよくならない...。そんな人は、間違った洗顔が影響しているかもしれません。資生堂美容部員のれなコさんに、洗顔のタイミングや基本の洗顔方法、おすすめの洗顔アイテムを教えてもらいました。
教えてくれたのはこちら!
資生堂パーソナルビューティーパートナー
れなコさん
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肌荒れ予防にも! 洗顔が大切な理由って?
1日の終わりには皮脂・汗、ホコリや花粉など、さまざまな種類の汚れが肌に付着しています。こうした汚れが肌に残ったままだと、肌が荒れて毛穴が詰まる原因になるので、ていねいな洗顔は美肌づくりに欠かせません。また皮脂や汗は就寝中にも分泌されるので、朝の洗顔は水だけで軽く済ませるのではなく、夜と同様に洗顔料を使ってしっかり汚れを落とすことが大切です。
洗顔の正しいタイミングはいつ?
■朝
「うるおいを奪うから朝は洗顔はしない」という声もあり、朝は水だけの洗顔ですませる方もいるかもしれませんが、実は寝ている間に分泌した汗や皮脂が付着して、肌は汚れています。こうした汚れが肌に残ったままだと、肌荒れやニキビを引き起こしたり、毛穴を詰らせたりする原因に...。スキンケアやメイクの前に汚れをしっかりと落として、素肌の状態を整えることが大切です。
■夜
1日の終わりには、皮脂や汗、ホコリ、落としきれなかったメイク、古い角質(角層)など、さまざまな種類の汚れが付着しています。毛穴やキメ深くに溜まった汚れまでしっかり落として、スキンケアのうるおいを受け入れやすい肌づくりを心がけましょう。
基本の洗顔方法
洗顔料を使ってていねいに洗えば、その後の化粧水や乳液などの肌へのなじみがよくなり、うるおって透明感も期待できるんです。この機会に、基本の洗顔ステップを覚えましょう!
【STEP1】 まずは「手」を洗い、手の汚れを落としてから、水かぬるま湯で顔を素洗いします。汚れた油分が手や顔に残っていると、洗顔の泡立ち効果が半減してしまうからです。
【STEP2】 手のひらが濡れた状態で洗顔料を適量とり、少量のぬるま湯を数回に分けて加えながら、空気を巻き込んでしっかり泡立てます。逆さにしても落ちないくらい弾力のある泡が◎。洗顔の泡立てが苦手なら、洗顔ネットや泡で出てくるタイプの洗顔料をセレクトしましょう。
【STEP3】 泡を肌の上で転がしながら、顔全体をやさしく包み込むように洗います。特に毛穴汚れがつまりやすい小鼻は、指先を使って入念に。Tゾーンなどの皮脂のべたつきが気になる部分は、指の腹を使ってくるくると洗い上げましょう。
【STEP4】 すすぎは約1分を目安に、体温より少し低め、人肌程度のぬるま湯でていねいに洗い流します。すすぎ残しがないか、鏡でチェックすることも大切。十分にすすぎ終わったら、タオルで水気を吸い取るように、軽く押さえてやさしく拭きましょう。
<POINT>すすぎ残しに注意
すすぎ残しは、肌荒れの原因になる場合も。ぬめりがなくなるまで20回程度(約1分間を目安に)しっかりすすぎましょう。髪の生え際・目頭・小鼻・鼻の下・あごの下・フェイスラインなどは、すすぎ残ししやすいので、とくにていねいに行います。
間違った洗顔方法
間違った洗顔は肌トラブルのもと。6つのNG洗顔に行動が当てはまっていないかチェックしてみましょう。
【NG洗顔1】朝は洗顔料を使わず、お湯のみで洗う
寝ている間も皮脂や汗は出ています。また、ほこりも肌に付着している状態に。これらをそのままにしておくと、くすみや酸化の原因となるため、朝もきちんと洗顔して肌を清潔に保ちましょう。うるおいを守る洗顔料を選んだり、しっかり保湿ケアを行えば大丈夫。
【NG洗顔2】熱いシャワーのお湯で洗い流す
熱いお湯で洗うと皮脂を取りすぎてしまうので、理想の温度より高く設定されたシャワーはNG。洗い終えた肌につっぱり感を感じるなら、お湯の温度が高すぎる可能性があります。
【NG洗顔3】洗顔料の泡立ちが少ない
泡立ちが少ないと、泡が肌に触れる面積が小さく、また泡がつぶれやすいため、汚れを吸着する力が弱まってしまいます。また、摩擦も起こりやすくなるので、肌負担も大きくなります。すすぎの泡切れも悪くなり、すすぎ残しの原因にも繋がるため要注意です。
【NG洗顔4】皮脂を気にして何度も洗顔をする
洗顔は、朝・夜の1日2回が理想。皮脂や汗が過剰な状態でない場合は、過度な洗顔は必要な皮脂まで取りすぎてしまう恐れがあるので要注意です。
【NG洗顔5】すすぎが不十分
前述のとおり、洗顔料が肌に残ってしまうと、それが刺激となり肌トラブルを招くことも。すすぎ残し要注意ゾーンはきちんと洗い流せているかどうか、鏡でチェックするとよいでしょう。また、ぬめりを感じなくなるまでしっかりすすぎを行いましょう。
【NG洗顔6】タオルでゴシゴシ拭く
洗顔後、タオルを肌の上で滑らせるようにゴシゴシ拭くと肌に刺激を与え、肌荒れの原因になりかねません。水気をタオルに吸わせるようにやさしくふき取りましょう。
オイリー、乾燥、毛穴...。悩み別おすすめ洗顔料12選
洗顔料は肌悩み別に選ぶと、より美肌へ近づくことができますよ。自分の肌悩みにマッチするアイテムをチェックしてくださいね!
■オイリー肌におすすめ
酸化皮脂まですっきり落とす洗顔フォーム
オイリー肌やニキビができやすい肌におすすめ。肌に必要なうるおいを守りながら、毛穴汚れや皮脂、古くなった角質(角層表面)、そして肌の悪影響の原因となる酸化皮脂までさっぱりと洗い上げます。
皮脂や毛穴の黒ずみまでしっかり落とす薬用洗顔フォーム
炭パウダー*配合の濃密な黒い泡で、皮脂や毛穴の奥につまった汚れまでしっかりオフ。洗い上がりはつるつるのなめらか肌に!
*炭・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(皮脂吸着クリア)
■乾燥・肌荒れが気になる人におすすめ
しっとりなめらかに洗い上げる洗顔ミルク
きめ細かくふんわり軽やかな泡が、肌のうるおいを守りながら、毛穴の汚れや古い角層をすっきり取り除きます。しっとりした洗い上がりも◎。
うるおいは保ちながら汚れを洗い流す洗顔料
繊細な泡が、うるおいは保ちながら毛穴や空気中の汚れなどをやさしくオフ。まるで森林浴をしているかのような心地よい香りに包まれながら、みずみずしく透明感あふれる美肌へと導きます。
■毛穴が気になる大人の肌におすすめ
ふっくらやわらかな肌に洗いあげる洗顔フォーム
弾力のある泡が素早く立ち、肌をいたわりながらきめまでふっくらと洗い上げます。洗い上がりはつっぱらず、なめらかな肌感触に。
光ダメージによって生まれる酸化皮脂を除去する洗顔料
クリーミーな泡がキメや毛穴を包み込んで洗い、キメや毛穴に溜まった酸化皮脂や不快な匂いまでをすっきり洗い流します。
■皮脂による毛穴が気になる肌におすすめ
モコモコ泡が毛穴の奥まですっきりさせる洗顔料
ジェル状の洗顔料が瞬時にモコモコ泡に変化し、毛穴の汚れに密着。汚れをオフし、すっきりと洗いあげます。泡立ての手間要らずなので、疲れている日や忙しい朝にも便利です。
肌をいたわりながら汚れを取り去る石けん
肌をいたわりながら不要な皮脂や汚れを取り去り、ざらつき・ニキビを防ぎ、清潔ですこやかな肌に整えます。洗浄後の肌にかさつき・つっぱり感を与えない点もGOOD。
■敏感肌におすすめ
クッション泡でやさしく洗える薬用洗顔フォーム
クリーミーなもっちり泡が顔全体を包みこみ、敏感に傾いた肌にも使える低刺激処方の薬用洗顔フォーム。うるおいを守りながら汚れだけをしっかりオフしてなめらかな素肌に。
うるおいのある美肌に導く洗顔フォーム
肌がくり返し不調になる「揺らぎ敏感肌」のために。クリーミーなもっちり泡が顔全体を包みこみ、敏感に傾いた肌にも使える低刺激処方。豊かな泡が肌に必要なうるおいを守りながら、不要な皮脂や汚れをすっきり取り除きます。
■くすみが気になる肌におすすめ
肌のにごり要因を除去する薬用洗顔フォーム
肌荒れ防止成分が溶け込んだ泡で肌のにごりの要因を除去。メラニンを含む不要な角層を取り、すこやかな肌の生まれ変わりをサポートします。肌あたりがやさしい洗浄顆粒入りも◎。
透明感に満ちた肌に洗い上げる洗顔フォーム
ミクロホワイトパウダーを含んだクリーミーな泡が、肌に必要なうるおいを守りながら、酸化皮脂やメラニンを含む古くなった角質を取り除き、透明感に満ちた肌に洗い上げます。
肌状態を左右するほど大切な洗顔。正しい洗顔方法をマスターして、しっとり美肌を手に入れましょう。
「洗顔3つのポイント」を動画でチェック♪
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photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
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