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2024/02/19

【乾燥シーズン】ファンデがのらない...。肌あれ?時のベースメイクテク

【乾燥シーズン】ファンデがのらない...。肌あれ?時のベースメイクテク

ファンデーションを塗ったら、なんだか合わない...。乾燥が厳しい時期によくありますよね。それをカバーしようとファンデーションを重ねると、さらにトラブルが目立ってしまうことも...。そこで資生堂美容部員の桜井理恵さんに、ファンデーションがのらない時の対策法を教えてもらいました。

<目次>

ファンデがのらない肌を招く原因って?

原因のひとつは、肌の乾燥です。冬場の湿度は低く、肌に良いとされている湿度の数値(65%~75%)を下回るため、肌の乾燥が進んでしまいます。

また、気温の低下で身体が冷えて血液循環が滞ると、本来うるおいを守るための天然の膜をつくる皮脂や汗の分泌量が下がってしまうため、乾燥を引き起こす原因となります。

さらに肌の乾燥は、皮むけや粉ふき、皮脂の過剰分泌、ニキビなどを招くことがあります。

■皮むけ・粉ふき
肌の一番外側にある角層は、角層の細胞同士が密着した構造になっています。ですが、乾燥した肌では、角層細胞同士をつなぐ細胞間脂質の配列が乱れた状態に。角層がはがれて皮むけや粉ふきと呼ばれる肌になってしまいます。

■皮脂の過剰分泌
1日に何度も洗顔したり、洗顔に時間をかけすぎたりすると、皮脂を取りすぎてしまい乾燥の原因に。乾燥した肌は刺激を受けやすくなり、かえって皮脂の分泌が盛んになることがあります。過剰な皮脂によって毛穴が押し広げられると、毛穴が開いてファンデーションがのりにくくなります。

■ニキビ
大人になってからできるニキビの原因のひとつに、乾燥があります。乾燥によって刺激を受けやすくなった肌は、抵抗力が低下して不安定になりがち。ホルモンバランスの乱れやストレスと同調して、ニキビができることがあります。ニキビができると毛穴周りの皮フに凹凸ができてしまうことも。

ファンデがのりにくい季節はスキンケアの見直しが◎

肌の乾燥が原因の皮むけや粉ふき、過剰な皮脂分泌、ニキビを予防するには、スキンケアでしっかりと保湿して、すこやかな肌を保つことが大切です。1年中同じスキンケアを使っているという人は、下記の肌悩みを参考に、アイテムを見直してみましょう。

乾燥対策&おすすめアイテム

角層をしっとり整えることが大切。油分を多く含むクリームやバームなどをプラスして、肌を保護しましょう。

■おすすめアイテム

敏感に傾きがちな肌を心地よく整える 保湿クリーム

乾燥による刺激を和らげ、「うるおいバリア」を補います。べたつかず、肌なじみのよいテクスチャーも◎。

 

乾燥が気になる肌をやさしく保護する薬用バーム

不純物の少ない高精製ワセリン*を配合した薬用バーム。肌を保護しうるおいをしっかり保って乾燥ケアします。小ぶりなので、もち運びにも便利。
*肌うるおいバリア保護成分のことです

 

過剰な皮脂対策法&おすすめアイテム

化粧水を顔全体にむらなくなじませて、うるおいで満たしましょう。おすすめは、手軽にできる化粧水でのコットンパックです。コットンに化粧水をたっぷり含ませ、気になる部分に貼り付けるだけ。5分を目安にして、コットンが乾く前にはがしてくださいね。パック後は乳液をなじませて、うるおいを閉じこめることを忘れずに。

■おすすめアイテム

皮脂と水分のバランスを整える化粧水&乳液

皮脂と水分のバランスを整え、健やかな肌状態をサポートする化粧水&乳液。キメが整って毛穴が目立たない、「つや玉」が輝く透明感あふれる肌へと導きます。なめらかなのに、べタつきを一切感じさせない使用感も◎! コットンパックにもおすすめです。

 

大人の肌のニキビ予防&おすすめアイテム

肌荒れをケアしてニキビを予防する薬用有効成分が配合された、薬用化粧品を選びましょう。化粧水、乳液、美容液などがあるので、使いやすいものから取り入れるのがおすすめです。

■おすすめアイテム

大人のニキビを防ぎ「なめらか美肌」へと導く薬用化粧水&乳液

たっぷりのうるおいで、ごわついた肌をやわらかく整え、美容成分を角層深部まで浸透させます。みずみずしい使い心地なので、べたつきが苦手...という人にも◎。

 

ファンデーションの種類や塗り方も大切

ファンデがのりにくい部位に塗るなら、パウダーファンデーションなどの粉状のものより、リキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。また、化粧下地を保湿できるものに切り替えるのも効果的。

パウダーファンデーションしかない場合は、トントンとやさしく押さえるようになじませると効果的。スポンジでスーッと滑らせるように塗ると、摩擦が肌ダメージにつながってしまうこともあるので注意。

なお、肌荒れを防ぐ有効成分が配合された薬用のファンデーションもあります。メイクをしながら肌荒れをケアし、ニキビを防いでくれますよ。

ヒリつき、湿疹、ひどいかぶれ、炎症を起こしているなら、皮膚科専門医に相談しましょう。

■おすすめ下地&ファンデーション

肌をケアしながら、ちゅるんとした美肌が続く、カラー下地

CICA成分*配合カラー下地。うるおいを与えて肌あれを防ぎます。グリーンからベージュの2色のカラー効果で、ニキビ跡や赤みを魔法のようにカバーした仕上がりに。
*CICA成分:ツボクサエキス、グリセリン(保湿)

 

ニキビや肌荒れを防いで、なめらかな肌に仕上がる薬用ファンデーション

ニキビ跡や肌荒れなどで化粧のりが悪いときでもしっかりフィット。つけていることで、ニキビや肌荒れを防ぐスキンケア効果があり、なめらかな素肌へ導きます。

 

コントロールカラーをかしこく利用!

ファンデがのらない時は、赤みやくすみなどの色むらも気になることはありませんか? そんな時は、カラーコントロール機能をもつ化粧下地を活用しましょう。肌の色悩みと反対の色を重ねることで、色むらを自然に目立たなくしてくれます。

ニキビ跡などの赤みにはグリーン系、血色感がなくくすんだ肌にはピンク系、シミやクマにはベージュ系がおすすめです。

■おすすめコントロールカラー

ニキビや肌荒れを防ぐ 薬用化粧下地

くすみをオフして血色感をプラスする「ベビーピンク」、赤みをカバーする「ブルーグリーン」、シミや色素沈着をカバーする「ナチュラルベージュ」の3色展開で、ナチュラルに肌の色を補正します。荒れがちな肌でもしっかりフィットして、化粧のりや化粧もちを高めます。

 

乾燥対策に便利! メイクの上から使える保湿アイテム

ファンデーションを塗ってから、乾燥や皮むけに気づいてしまった...。そんな時は、メイクの上から使える保湿アイテムがあると便利。ポーチに入れておけば、外出先での乾燥対策にも重宝すること間違いなし!

■おすすめアイテム

瞬時にうるおう! メイクの上から使える美容液ミスト

シュっとするだけで、スキンケアしたてのような肌印象に! キメ細かいミストが肌にスーッと行きわたり、乾燥した肌に瞬時にうるおいを与えます。

 

乾燥が気になる時に。固形オイルのマスク

植物オイルのバリア機能で肌のうるおいをしっかり保ち、乾燥などのトラブルを目立たせないバーム。ころんとしたコンパクトなサイズは持ち歩きに便利だから、いつでもどこでもケアできます。


乾燥や皮むけしないようていねいにスキンケアをして、冬本番でもうるおった肌で過ごしてくださいね。


[あわせて読みたい記事]

▶︎冬の化粧直しは保湿が命!メイク後の乾燥崩れを防ぐテクニック&おすすめアイテムとは?
▶︎【肌荒れ時のファンデーションの選び方】おすすめのファンデの特徴を徹底レクチャー


photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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