大人の涙袋メイクはナチュラルに!自然に仕上がる塗り方&アイテム徹底解説
目元を大きく見せたり、キュートな印象に見せたりできる「涙袋メイク」。でも、メイクの方法やアイテム選びを間違えると、わざとらしい雰囲気になってしまうことも...。そこで今回は、大人でもこなしやすい、ナチュラルに仕上がる涙袋メイクのポイントとおすすめアイテムをご紹介。教えてくれるのは、資生堂ヘアメイクアップアーティストの松井レイさんです。
教えてくれたのは...
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
松井レイさん
シーズンごとのビューティートレンド情報分析を担当。「こなれ感」のあるメイクを得意とする次世代を担うアーティスト。
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- <目次>
涙袋メイクの効果とは?
✅目の縦幅が強調されるので、デカ目に見える
✅目元の重心が下がることで顔の余白が埋まり、中顔面短縮につながる
✅一重&奥二重さんは、上まぶたより下まぶた(涙袋)を強調することで目元印象がより強まる
など、多くの効果が期待できる涙袋メイク。
さっそく、詳しいメイク方法を見ていきましょう!
ナチュラルに見える涙袋メイクの方法&おすすめアイテム
涙袋メイクHOW TO
1.自分の肌の色より少し明るいコンシーラーをブラシにとり、手の甲などで軽くなじませてコンシーラーの分量を調節します。
2.最初に下まぶたの中央にコンシーラーをのせてから、目尻側と目頭側に広げましょう。こうすることで黒目の下部分が一番明るくなり、自然な立体感が生まれます。
3.ライトブラウンやオレンジなど、肌なじみのいいアイシャドウを、2で入れたコンシーラーに重なるようになじませます。目頭~黒目の下部分は薄く、目尻側は濃くなるようになじませるのがポイントです。
4.繊細なパールが入ったベージュ系のアイシャドウを黒目の下に入れたら、目頭側はキワまでしっかりぼかします。目尻側は、3で入れたアイシャドウの色みを消さない程度に軽くぼかし込みます。こうすることで黒目の下~目頭は明るく、目尻側は若干影を感じる仕上がりになり、自然なメリハリが生まれます。
完成!
まるでもともと涙袋があるような、自然な仕上がりに! これなら大人でも抵抗なく取り入れられますね。
涙袋をもっと強調したいなら
上記の涙袋メイクよりさらにふっくらした涙袋をつくりたい場合は、最後に影色をプラスするのがおすすめです。
完成した涙袋メイクにさらにアイブロウパウダーで影を仕込んでいきます。ミディアムブラウンのアイブロウパウダーを細めのブラシにとり、目に軽く力を入れ、自然に膨らんだ部分の下に軽く線を引くようにアイブロウパウダーをなじませます。アイブロウパウダーは、黒目の下のみ、下まぶたの形に合わせてほんのりカーブを描くように入れるのが、自然に見せるコツ。目頭から目尻までしっかり入れてしまうと不自然になるので気をつけて!
アイブロウパウダーで影を入れたことで、よりふっくらとした涙袋に。デカ目効果も倍増しました!
涙袋メイクに使用したアイテムはこちら
ピタッと密着して崩れにくい。美容液コンシーラー
密着ハイカバー処方で肌にとけこむようにピタッと密着。さらに、ウォータリーキープエッセンス配合でうるおいで満ちたみずみずしい肌に仕上がるので、崩れや乾燥が気になる目元にも◎。涙袋メイクに使用するなら、明るめの「ライト」がおすすめです。
あると便利なコンシーラーブラシ
丸みをおびた筒型状の筆先が狙った部分にしっかりフィットし、わざとらしくなりがちなコンシーラーも自然な仕上がりに。小回りが利くので、涙袋メイクにもぴったり。
5つの光彩効果で自然な造形をつくるアイシャドウパレット
なめらかな感触で目元に密着しながら光を集め、まぶたの立体・くぼみに合わせて陰影をつくります。涙袋メイクのHOW TO3で、パレット右上と右下のカラーを混ぜて使用。
自然な涙袋がつくれるスティックアイカラー
自然な涙袋がつくれるとSNSでも人気のカラー。スティックタイプなので、黒目の下にピンポイントでのせられるのも◎。HOW TO4のアイシャドウとして使用しました。
下まぶたにもなじませやすいアイカラーブラシ
HOW TO3・4で使用したブラシ。独自の半円型の筆先で、指先のように小回りがきくから、下まぶたなど狭い範囲のアイメイクにも重宝します。
涙袋メイクの影色にも使えるアイブロウパウダー
涙袋の影色に使用したアイブロウパウダー。色を混ぜて、自分の肌になじむカラーを作れる点も◎。
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涙袋の影に使用したアイライナー用ブラシ
目の下に影を入れる際に使用したブラシ。画期的な刀型の筆先と安定して使えるハンドルが魅力。アイシャドウをアイライナーとして使いたい時にも役立ちます。
メイクを固定する効果のあるミストで崩れを防止
涙袋メイクは時間が経つとよれてしまいがち...。メイクが完成したら、仕上げにメイクを固定する効果のあるミストを吹きかけるのがおすすめです。化粧崩れ防止に役立ちますよ♪
長時間メイクをキープ! 化粧もちミスト
メイク後にひと吹きするだけで、ファンデの密着を高めながらうるおったようなつや感で、キレイな素肌が続きます。ベースメイクの崩れだけでなく、眉・チークなどの薄れも防ぎます。
涙袋メイクが映える目元に! 目元のマッサージ
せっかく涙袋メイクをしても、目元にクマやむくみがあると台なしに...。そんな時は、ツボ押しやマッサージを取り入れるのがおすすめです。スキンケア後や寝る前などの習慣にし、日中も目の疲れを感じた時に行ってみてくださいね。
1.目の周りのツボ押し
・四白(しはく) 黒目の下の骨のふちから、指2本目のあたりに中指をあて、頭をゆっくりと倒しながら押しましょう。ほお周りの血行がアップし、クマ改善に加え小顔も期待できるツボです。
・攅竹(さんちく) 眉頭に中指をあて、頭をゆっくり倒しながら押しましょう。頭の重みで押すイメージです。疲れ目や目をすっきりさせます。
2.マッサージ
アイクリームを使って、目の周りをマッサージするのもおすすめです。メイクの上からでも使えるアイテムを選べば、日中目元が気になったときにもケアできますよ!
目元のマッサージにおすすめのアイテム
目元や頬に! 独自開発のマッサージローラー付き美容液
独自開発のマッサージローラーつきで、肌を引き上げながら厳選成分配合の先進の美容液を塗ることが可能。ローラーが気になる目元や頬、フェイスラインにアプローチ。筋肉の流れにそって美容成分を行きわたらせます。
クリアな肌印象へ導く、薬用美白マッサージクリーム
マッサージによる血行促進効果で、肌に明るさを与えながらしっとりクリアな印象肌に。目元はデリケートな部分なので、やさしく行いましょう。
目元専用のスペシャルケアも忘れずに!
涙袋メイクが映える目元を目指すならスペシャルケアアイテムを取り入れるのもお忘れなく! うるおい効果で目元の小ジワを目立たなく整え、ハリを与えてくれますよ♪
ハリのある印象の目元へと導く、目元用美容液
独自のイミューンジェネレーションREDテクノロジーTM搭載で美のめぐりを整えます。デリケートな目元の肌をうるおいで守り、乾燥による小ジワの目立たない*ハリのある印象に。さらに、まつ毛にもつやを与え、くっきりとした目の印象へ。
*効能評価試験済み
涙袋メイクを自然に仕上げるポイントは、アイシャドウの色選びと影のつけ方。今回紹介した方法で、大人の涙袋メイクを楽しんで、ナチュラルなデカ目を演出してくださいね。
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photo:鈴木花美 model:佐藤由美
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資生堂ヘアメイクアップアーティスト
国内外における宣伝や広告、コレクションバックステージなどで日々活動する資生堂アーティスト。
世界中のお客さまを「美」を通じて幸せにするために、資生堂独自の美容価値を創造・発信しています。