「顔が老けたかも...」と感じる原因は？知っておきたいエイジングサインをプロが指南！

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「最近なんとなく肌の様子が昔と違う...」「前よりも顔が老けた気がする...」年齢を重ねると、そんな風に感じることも増えてきますよね。
この"なんとなく違う"の正体って一体何なのでしょうか？　年齢を重ねると肌にはどんな変化が現れるのか、資生堂ビューティートップスペシャリストの木村尚貴さんに教えてもらいました。

年齢を重ねると現れる変化って？

「どちらが若々しく見えますか？」と、木村さんが見せてくれたのは、こちらの画像。

＊画像はイメージです（提供元：資生堂）

左は通常の肌イメージ、対する右はエイジングサインが現れた肌イメージなのだそう。エイジングサインが現れることで、見た目の印象が変わることがよくわかりますね！
具体的には「エイジングサイン」として、どのような変化が現れるのでしょうか。木村さんによると、主なサインは以下の3つ。

・顔に影が現れる
・下降ラインが出始める
・顔の色が暗くなる

＊画像はイメージです（提供元：資生堂）

「『顔の影』についてですが、この『影』こそがエイジングの最初のサインだと思ってください！　筋肉の衰えやハリ不足などから、目の下やほおの外側の下あたりに影のようなものが現れます（赤線部分）。また、乾燥によるキメの乱れや毛穴がしずく型に縦に広がることによって、肌表面にも小さな影が出現します（白線部分）。ただ、見逃しやすい兆候のため、影が出ていることに気づかない人もたくさんいるんです。鏡に近づいて確認しても影には気づきにくいので、いち早く気づくためには鏡を離して見る習慣をつけるのがおすすめです。

『下降ライン』というのは、年齢による肌の弾力低下などが原因で眉尻や目尻、口角などのパーツのラインが下がってくることを指します（青線部分）。 また『顔色の暗さ』は、乾燥や蓄積されたメラニン色素などの影響で、透明感が失われて乾燥くすみが生じたり、シミ・そばかすが濃くなってしまった状態。下降ラインや色悩みは、エイジングがある程度進んだ時に出るサインです。影が現れないよう、今のうちからケアを始めるのがおすすめです」（木村さん）

エイジングサインが現れる原因って？

「エイジングサインが現れる原因には、乾燥、紫外線、肌の酸化といった外的要因のほか、新陳代謝の低下、弾力の低下、筋肉の衰え、女性ホルモンの低下といった内的要因が考えられます。なかでも乾燥は、エイジングだけでなくあらゆる肌トラブルの元凶となるもの。日頃から徹底的に防止するのが◎です。 また、スキンケアの際にマッサージを取り入れるのも効果的。巡りを促したり、肌の活力をアップさせたりすることができるため、弾力低下やハリ不足、くすみなどにもアプローチすることができます」（木村さん）

木村さんが実践しているマッサージ方法はこちらをチェック！
＞＞プロが実践するシワ、たるみ、くすみの予防ケア方法

エイジングサインを加速させるNG習慣は？

「強めの力で肌に触れるのはNG！　洗顔もスキンケアもやさしく触れるような感覚を心がけてください。いくら質のいいスキンケアを使用しても、なじませる力が強いと摩擦が生じて、しわ・シミ・くすみといったトラブルを加速させてしまいます。 先ほどマッサージが効果的だと言いましたが、力の入れすぎは逆効果になりかねません。マッサージする時も、指や手のひらで軽く圧をかける程度の力でOK。肌がグッと動くような状態は、力が入りすぎている証拠なので気をつけてくださいね」（木村さん）

鏡を見て、自分の肌状態をチェックすることがキレイの第一歩。肌から発せられるサインにいち早く気づいて、上手にエイジングと付き合いましょう♪

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