大人の「顔の下半分」をメイクで引き上げ!たるみ印象をカバーするメリハリ小顔テク♪
年齢を重ねるにつれて、避けられないたるみ印象の悩み。特に、ほおの位置が下がったり、ほうれい線ができたり、口角が下がったり、と、顔の下半分にたるみのサインが気になるという方も多いのでは? そこで今回は、「顔の下半分のたるみ印象」にフォーカス!
「40代からの見直しメイク」著者でもあり、大人メイクを研究している資生堂ヘアメイクアップアーティスト・齋藤有希子さんが、大人のたるみ印象をメリハリ小顔に導く、メイクとヘアのポイントを伝授します。
大人の「顔の下半分」問題とは?
40代を過ぎると、顔全体が下がってきてしまうため、顔(ほおやフェイスラインなどの下半分)がまのびして見えたり、大きく見えたりしやすんです。でも、一般的な小顔メイクではわざとらしくなったり、上手くカバーできないため、大人のたるみ印象に特化した小顔メイクが必要に!
まずは、メイクの見直しポイントをご紹介します。
メリハリ小顔を生む見直しポイント~メイク編~
①シェーディングではなく明るいコンシーラーで立体感を演出
「小顔メイク=シェーディング」というイメージが強いと思いますが、大人の顔にシェーディング(影)をしっかり入れてしまうと、暗い印象が強くなってしまうのでNG。シェーディング(影)ではなく明るいコンシーラー(光)をうまく使って立体感を出すのがポイントです。
1.肌の色よりワントーン明るいリキッドコンシーラーを、黒目の下から斜め上に向かって、筋状に入れます。リキッドコンシーラーを使うことでツヤ感もアップし、さらに立体感が高まりますよ。
2.ファンデーションブラシを使って、先ほど入れたリキッドコンシーラーをなじませます。トントンとたたき込むようにしながら、その場になじませるイメージで。広げすぎると立体感が出なくなってしまうので気をつけましょう。ブラシに残ったコンシーラーを上まぶたにもサッとなじませると、目元のくすみ感もオフできて◎。
②幅広チークで余白を自然に埋める
チークにもポイントがあります。肌の色に近いチークを、いつもよりちょっと幅広くなじませると、顔の余白が埋まり、シェーディングなしでもすっきりした小顔に!
ブラシにスキントーンのチークをとり、鼻先と耳のつけ根を結んだラインの中央あたりを起点に、斜め楕円形かつ、幅広くなじませます。チークをシャープに入れることですっきり感が生まれ、たるみ印象もすっきりしますよ。
③ハイライトを4カ所に足してキュッと小顔に
ハイライトはピンポイント使いが◎。小さめのブラシでちょんちょんと、狙った位置に入れるのがポイントです。
ハイライトパウダーを小さめのブラシにとり、鼻筋・鼻先・上唇の山・目頭(上まぶたの目頭と下まぶたの目頭、別々にON。囲みません)にちょんちょんと入れます。これだけで顔全体に立体感が出て、キュッと小顔に見えますよ。
④上唇をオーバーリップに描き、「顔の下半分」をすっきり見せる
リップを塗る時は、リップブラシを使うのがポイント。ブラシでしっかり描くことでメリハリが生まれ、たるみ印象をすっきりさせられます。
落ち着いた赤み系のリップをリップブラシにとり、上唇の輪郭部分を少しだけオーバーぎみに描きましょう。唇のボリューム感がアップすると、顔の下半身の余白が埋まり、すっきり見えます。
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目元を明るくするリキッド状コンシーラー
目まわりを明るく美しくカバーすることに加え肌の質感までチェンジして魅力的な肌を演出。筆ペンタイプでサッと使える点も◎。
コンシーラーにもチークにも! マルチに使えるファンデーションブラシ
一般の人が塗ったファンデーションとプロが塗ったファンデーションの仕上がりの違いを研究して、いかにプロに近づけるかを考えてつくられたアイテム。ファンデーションだけでなく、ハイライトやチークをぼかす時にも使えるので、1本あると便利。
スキントーンで自然な陰影をつくれるチーク
肌なじみのいい、ナチュラルな血色感を演出。幅広くぼかしてもしっくりなじみ、小顔に見せてくれます。
瞬時に輝きのオーラを演出するマルチパウダー
多彩な色の光を放ち、立体感のある肌を演出。なめらかで上質な美しさが長時間持続します。
ピンポイントでなじませられるマルチブラシ
丸みをもった斜め形状が特徴的なブラシ。アイホールのくぼみや下まぶたなどの凹凸にもしっかりフィットし、立体感を演出します。
ぱさつきもべたつきも気にならない。高発色リップ
なめらかな塗り心地と発色のよさを両立。405はナチュラルなメイクにも、モードなメイクにもマッチするおすすめカラー。
持ち運びにも便利なリップブラシ
やわらかな毛と適度にコシのある毛をブレンドし、唇にやさしくフィットしながらなめらかに描ける、使いやすい機構です。ホルダー型で持ち運びにも便利。
メリハリ小顔を生む見直しポイント~ヘア編~
せっかくならメイクだけでなく、ヘアでも小顔を意識しましょう。小顔に見せたいからと、前髪もサイドの髪も下ろしてフェイスラインを隠してしまうのNG! 下記のポイントを意識してみてくださいね。
髪全体にヘアミルクやヘアオイルをなじませたら、センター分けに。その後、少量の前髪を下ろします。パラパラと束感をつけると、今っぽさもアップ。額を見せることで縦長効果が高まり、顔の下半分のたるみ印象も目立たなくなりますよ。さらに、サイドの髪を耳にかけるとすっきり感が高まります。
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なめらかな髪に導くヘアミルク
日中の紫外線や乾燥、ドライヤーの熱などから髪を守りながら、傷んだ髪を補修し、するするとなめらかな髪が続きます。
芯から輝くようなつやを与えるヘアオイル
濃密なオイルが髪の1本1本をコーティング補修。傷んだ髪をなめらかに整え、芯から輝くようなつやを与えます。
動画でもチェック!
いつものメイクをちょっと見直すだけで、顔の下半分のたるみ印象もメリハリのある小顔に! ぜひ取り入れてみてくださいね。
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photo:輿石真由美(MILD) model:amako
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