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2025/10/23

【季節の変わり目のスキンケア選び】肌悩み別おすすめ化粧水&乳液から使い方まで!

【季節の変わり目のスキンケア選び】肌悩み別おすすめ化粧水&乳液から使い方まで!

季節の変わり目、今まで使っていた化粧水のなじみが悪い、乾燥肌が気になってきた...なんて感じてはいませんか? そんな今こそスキンケアアイテムを見直すタイミング! 今回は、季節の変わり目にスキンケアが合わなくなる原因と季節に合わせた選び方を、「Beauty Journey」編集部 福本さんに教えてもらいました。

教えてくれたのはこちら!

「Beauty Journey」編集部
福本優子さん
美容部員とマーケティング経験を生かして、資生堂のデジタル美容コンテツを企画。「おしゃべり美容ラジオ」や「美容記事」などを手がけ情報発信中。


目次

季節の変わり目にスキンケアが合わなくなる理由って?

「いつも使っているスキンケアがちょっと合わないかも...」「化粧水をつけても、なんだか物足りない‥」このように気温の変化が激しい「夏から秋」にかけて、また「冬から春」にかけて、何かしらスキンケアや肌に違和感を感じてしまう人は少なくないはず。

「季節の変わり目」というのは、紫外線量や気温・湿度の変化、寒暖差などといった外的環境がダメージとなり肌のバリア機能を低下させてしまうことがよくあります。

まずは今の肌状態を理解し、これから迎える季節、自分はどんな肌になりたいのか、目的を定かにすることが大切です。

「夏から秋」&「冬から春先」の肌の状態別スキンケア

「夏から秋」にかけての肌状態

「夏の過ごし方」がヒントになります。猛暑から逃れるために冷房のきいた室内で過ごすことが多かった人もいれば、思いっきり野外でレジャーを楽しんだ、という人もいるでしょう。

例えば、冷房のきいた部屋で過ごすことが多かった人は「うるおいバリア機能の低下」に要注意。湿度の低さや冷風によって肌の水分が奪われ、知らず知らずのうちに乾燥状態を招いている可能性があります。バリア機能が低下した肌は、自らうるおう力が弱まり乾燥による肌荒れを起こしたり、乾燥が深まると肌が敏感に傾きやすい傾向に。

一方で炎天下の中、屋外で過ごすことが多かった人は、「紫外線ダメージ」の影響はあなどれません。紫外線による日焼けはもちろんシミやくすみが目立つようになったり、紫外線を浴び続けたことで透明感やハリのなさを感じることもあるでしょう。

「冬から春先」の肌状態

寒い冬から徐々に暖かさが増してきますが、寒暖差が大きいため肌が不安定になりやすい時期。冬の乾燥ダメージが肌に蓄積して、肌表面のバリア機能や保湿機能が低下しやすくなっています。

また花粉の季節や、ちり・ほこり・大気汚染物質などの外界の影響で「肌荒れ」も気になるところ。さらに紫外線による「シミ・そばかす」の悩みが色濃くなりがちです。

これらをヒントに、鏡を見たり肌に触れたりしながら、今、あなたが肌で一番気になることは何かをじっくり観察してみましょう。それをもとに、下記の中からお手入れで重視したい内容をクリアにして今の肌状態にぴったりのスキンケアを見つけてください!

今、あなたがめざす「なりたい肌」とは? 重視したいケアをチェック

①シミを防ぎたい・透明感が欲しい!
 ・・・美白ケア重視派

②内側からの乾燥が気になる!
 ・・・保湿ケア重視派

③ハリのなさ・複合的な悩みがある!
 ・・・エイジングケア重視派

④肌が敏感になりがち!
 ・・・敏感肌ケア重視派

目的別に! おすすめの化粧水&乳液、使い方

ここからは、なりたい肌をめざして、おすすめの化粧水&乳液と、効果的な使い方をご紹介します。

化粧水の基本のなじませ方はこちらをチェック!


美白ケア重視派さん

おすすめの化粧水&乳液は?

メラニンの生成を抑える美白有効成分配合の化粧水をセレクトしましょう。紫外線ダメージを受けて乾いて固くなった肌には、うるおいで肌をほぐすことができる「保湿力のすぐれた美白化粧水&乳液」を選ぶと◎です。

おすすめの使い方は?

紫外線ダメージが気になる肌は、乾燥してごわつきがち。なじませる時は、じっくりうるおいを届けるイメージでなじませて。おすすめはコットン使用! 化粧水を肌全体にくるくるとふき取るようになじませたら、コットンを裏返して反対側の面を使って。今度はうるおいを置くようにていねいに肌全体にムラなくなじませてみてください。

また乳液もコットンを使いをおすすめ。乳液を含んだコットンはまろやかな肌感触なのでとても心地よくお使いいただけます。また、乾燥しやすい目や口周りなどの細かい部分は重ねづけすると、ムラなくうるおいを届けることができます。

※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。

■おすすめアイテム

透明感あふれるなめらか肌へ導く美白化粧水&乳液

人気美白美容液「HAKU」の化粧水&乳液。美白有効成分「4MSK*」配合。うるおいを与えてすこやかさを保つことで肌の生まれ変わりをサポートし、透明感あふれるなめらか肌へ導きます。
*4-メトキシサリチル酸カリウム塩
※美白とはメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことです。

 

なめらかにうるおって透明感とハリに満ちた「つや玉」輝く肌へ導く薬用美白化粧水

美白有効成分「4MSK*」配合。たっぷりのうるおいで満たし、光をきれいに反射する肌に整え、透明感をとハリ感あふれる肌へと導く薬用美白化粧水&乳液。ケアした後、ほおの「つや玉」を思わず鏡で確かめたくなりますよ!
*4-メトキシサリチル酸カリウム塩

 

シミを防いで、うるおってパッと明るい肌へ。美容液級の美白化粧水&乳液

お求めしやすい価格帯でありながら美白有効成分を「4MSK*」をしっかり配合。シミのもとに、直行します。日々のケアにも惜しみなく使えて使い続けやすいシリーズです。
*4-メトキシサリチル酸カリウム塩

 

保湿ケア重視派さん

おすすめの化粧水&乳液は?

乾燥を繰り返す肌は、どんなに水分を与えてもうるおいが逃げやすくなっている状態です。角層深く行きわたり、うるおい貯蓄してくれる高保湿化粧水と乳液をセレクトしましょう。

おすすめの使い方

コットンで顔全体にまんべんなく化粧水をなじませた後、手のひらに化粧水を少量つけ足し、顔全体を包み込むようにハンドプレスします。手のぬくもりを感じながら、うるおいをやさしく肌に押し込むようにプレスするのがポイント。なじませている手が肌から離れる時に、手が吸いつくようなもちっとした感触になれば、うるおいが届いたサインです。

また乳液は、コットンに乳液を含ませて肌に貼りつけるだけの「乳液マスク」も効果的。肌を柔軟にしながら保湿するときめがふっくら整いますよ。

■おすすめアイテム

ハリとうるおいに満ちた肌へ導く、高機能エイジングケア*化粧水&乳液

ゆるぎないハリのための独自成分「コラジェネシス®**」配合。さらにうるおって、小ジワ***、大人毛穴までケア! ハリとうるおいに満ちた「つや玉」輝く肌へ導きます。
*年齢に応じたうるおいケア
**シャクヤクエキス、バラエキス、ヒドロキシプロリン、ミシマサイコ根エキス、グリセリン(ハリ保湿)
***うるおいによって、乾燥による小ジワを目立たなくする

 

みずみずしく隙のないキメ美肌に導く高保湿化粧水&乳液

角層細胞のひとつひとつまでうるおいを届け、毛穴を忘れてしまうほど、みずみずしく隙のないキメ美肌に導きます。テクスチャーが異なる3種から、うるおいバランスに合わせて最適なタイプからセレクトできます。

 

深くうるおい明るいハリつや肌へ導く薬用高保湿化粧水&乳液

化粧水なのにまるでシートマスクした後のようなうるおいを充実補給! 乳液は美容オイル級にうるおいを閉じ込めます。乾燥による小じわなどの年齢サイン*を目立たなくして、明るいハリとつやにあふれる肌へと導きます。
*つや・ハリ・透明感のなさ

 

エイジングケア重視派さん

おすすめの化粧水&乳液は?

シミ、乾燥、ハリ不足などのエイジングサインは紫外線が大きく影響。光ダメージと向き合い、年齢とともに重なる複合的な悩みを同時に予防ケアできる化粧水と乳液をセレクトしましょう。
*エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいによるお手入れのことです。

おすすめの使い方は?

顔のすみずみまでていねいになじませたら、化粧水をコットンまたは手のひらにつけ足して、エイジングサインが気になる部分にうるおいの重ねづけ。もし肌表面にうるおいが残っていたらマッサージするようにすりこむようになじませて。

乳液をなじませる際も、マッサージするようになじませることで、めぐりのよいなめらかな肌に導けます。コットンや手に残ったうるおいは、年齢の現れやすい首や手にもなじませましょう。

■おすすめアイテム

うるおいもハリも美白効果も。イキイキとした肌へ導く化粧水&乳液

化粧液は軽い使用感なのに、美容液を塗ったような充実感に♪ 乳液は名前の通り、うるおいでラッピングされているようなイメージ! しっとりうるおうのにべたつきを感じず、イキイキとしたツヤ肌へ導く化粧液&美容乳液です。

 

ハリとうるおいを蓄え、「つや玉」続く肌に導く化粧水&乳液

うるおいをしっかり蓄える独自処方により、年齢悩みを感じる肌に、やわらかでふっくらとしたハリを与えます。肌が虜になるくらいとろ~んとした使い心地で、しっとり感が続きます。

 

もちっとハリつや溢れる肌へ。美容液級高保湿化粧水&乳液

ナイアシンアミド(うるおい保護成分)配合ながら、続けやすいプチプラ価格。キメの奥までじゅわ~っと浸透(角層まで)。もちっとハリつや溢れる肌へ導きます。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

 

敏感肌ケア重視派さん

おすすめの化粧水&乳液は?

肌がデリケートな時は、低刺激設計の化粧水を使用するのがおすすめです。過酷な紫外線環境で酷使した肌には、肌本来が持っているうるおいバリア機能を整えるケアを行いましょう。

おすすめの使い方は?

敏感肌には化粧水も乳液もコットンではなく、手のひら全体を使ってやさしく包み込むようにうるおいを届けましょう。手のひらに化粧水を適量取ったら、両手を合わせて体温で少し温めて。乳液も同じようになじませます。顔の形にフィットするように手を少し丸めて肌を覆いこむようにしてなじませるのがポイントです。

■動画でチェック

■おすすめアイテム

カサつき、乾燥を防ぐ低刺激設計の化粧水&乳液

敏感肌のために研究を重ね、肌本来の力を引き出すことを目的とした低刺激設計の化粧水&乳液が進化! 繰り返しがちな乾燥・肌荒れを予防。深いうるおいに満ちた「なめらか美肌」へ導きます。角層バリアにうるおいを与え、健やかに整え、カサカサ・ごわつき、繰り返しがちな乾燥を防ぎます。

 

低刺激処方でうるおいをキープする化粧水&乳液

やさしい使い心地の低刺激処方。化粧水は角層を整え、たっぷりのうるおいを長時間キープ。うるおいたっぷりのもちもち肌に! 乳液は皮脂を吸着しつつうるおいを与え、すっきりとした肌に整えます、

 

高精製ワセリン*配合の薬用美白化粧水&乳液

シミ・そばかすはもちろん、肌荒れや乾燥を防ぎ、肌のうるおいバリア機能を守ってみずみずしく透明感ある素肌に整えます。敏感な時でも毎日使えるやさしい使い心地も◎。
*高精製ワセリンとは、肌うるおいバリア保護成分のことです

 

合わせて使いたい! 化粧水がより届きやすい肌へと導くアイテム

化粧水をつけても、なんだかなじみがよくない...そんな時には、うるおいを受け入れやすい肌に整えてくれる「ふきとり化粧水」がおすすめ。化粧水をなじませる前に取り入れることで、肌がぐんぐん化粧水を引き寄せるかのように、うるおいが届きやすい肌へと導きます。化粧水は変えたくないけど、もっと効果的な保湿ケアをしたい人におすすめです。

ひたして・うかせて・からめとる、ふきとり化粧液

うるおいの浸透や透明感の妨げとなる不要な角層をやさしく取り除く除去化粧水。つるつる・すべすべのクリアな肌に整え、今あなたがお使いの化粧水のなじみをよりよくサポートしてくれます。

 

ふき取り化粧水と一緒に使いたいお手入れ用コットン

肌に不要なものをふき取りってリセットするメッシュ面と、スキンケアを肌になじませるソフト面、2つの機能をあわせ持つコットン。ふき取り化粧水と一緒に使って、つるんとクリアな素肌に導きましょう。

 

季節の変わり目のスキンケア選びの参考に!

問診に答えて最適なスキンケアが見つかる「ビューティーチェック」や資生堂 美容部員による投稿をご紹介します! 季節の変わり目のスキンケア選びの参考にしてくださいね。

【ビューティーチェック】問診に答えて最適スキンケアを探そう

▶︎【美容部員 miki】季節の変わり目にちょい足し!2,000円以下コスメ

▶︎【美容部員 れなコ】秋スキンケアの選び方

▶︎【美容部員 ふみ】季節の変わり目におすすめの愛用コスメ

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今の季節の肌状態と目的に合った化粧水を選ぶことで、スキンケアの手ごたえもきっと変わってくるはず。ご紹介したアイテムとお手入れポイントを参考にして、これからの季節をすこやかな肌でお過ごしください。

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photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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