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紫外線対策にかかせない「SPF値」、「PA分類」と最適指数

知識

化粧品の紫外線防止効果には、2つの表わし方があります。そして、その効果の大きさをしめすのが、『SPF値』と『PA分類』。ただし数値が大きいほうがいいと単純に理解している人が多いのではないでしょうか?やみくもに数値の高い商品を選ぶことよりまず、きちんとしたSPF値とPA分類の意味を理解し、ライフシーンに適した商品を選びたいものです。これを知っていると、対策もかなり違ってきます。

■UVBを防ぐ効果を示すSPF表示

SPFとは、Sun Protection Factor(サンケア指数)の略でUVBの防止効果を表す数値です。数値が大きいほど、B紫外線を防ぐ効果が高いことを示しています。この数値は50+まであり、50+がもっともB紫外線を防ぐ効果が高いことを表しています。

■UVAを防ぐ効果を示すPA表示

A紫外線に対するサンケア指数(PFA)は、PA+,++,+++,++++と表示します。
PAとは、Protection Grade of UVAの略で、UVAをどのくらい防止できるかという目安。3段階に区分され、効果の度合いを「+」の数で表示しています。

PA+ UV-A防御効果がある
PA++ UV-A防御効果がかなりある
PA+++ UV-A防御効果が非常にある
PA++++ UV-A防御効果が極めて高い

■海外の紫外線対策の例

紫外線対策の先進国といわれるオーストラリアでも、表示できるSPFの最大値は30。上の図表からも、SPF30前後までは防御率が効果的に上昇しますが、その後は防御率があまり変わらなくなっていることがわかります。サンスクリーンを選ぶ時は、SPFの数値だけでなく、使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。

SPFと紫外線防御率の関係
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